プロフィール


ドッグ・グルーマーの紹介

プロフィール

介護出張トリミング 「s-dogs」
代表 菊地さゆり

高齢、病気、介護、寝たきりといった
わんちゃんの専門のドッグ・グルーマー。

経 歴

ペットロスの経験からドッグ・グルーマーに転職。

  • 高校卒業後は、一般職に就き、ミニチュア・シュナウザーを家族として迎える。
  • 愛犬が亡くなり、数年間のペットロスがきっかけに動物に関わることを決意する。
  • 2013年に一般職を退職後、同年に動物の専門学校のトリマー科に入学。
  • 2015年に卒業後、同年、動物病院のトリマーとして勤務。
  • 2021年、動物病院を退職、札幌のペットサロン兼ブリーダーのペットショップに勤務。
    ブリーダーの補助とわんちゃんたちのケアとお世話に携わる。
  • 動物病院に入社してから動物病院の動物看護とトリマーの仕事の両方に携わった後、
    ペットショップでは子犬や老犬たちのケアを経験、
    犬猫の健康とペットとの関わり方を学んできました。
  • 2021年 介護出張トリミング「s-dogs(エス・ドックス)」を起業し、
    北海道恵庭市を中心に活動中。
    いままでの活動範囲:恵庭、千歳、札幌厚別区、北広島、安平、札幌東区など。

これまでの主な資格

  • 第1種動物取扱業(保管)

トリマーの詳しいプロフィール

【犬・猫に触れ合うことがほとんどなかった幼少期】

熱帯魚のグッピーとカメ、母の実家にマルチーズと小鳥がいたくらいで、

動物に関わることがあまりなかった私。

20代前半のときに、犬を飼ってみたくなり、本で情報を得たりしながら、

まずは生き物を飼うことを知るために、小さなハムスターから飼い始める。

名前は「もぐ」のジャンガリアンハムスター。
2年ちょっと家にいて、透明のプラスチックボールに「もぐ」を入れ、家中を動き回っていました。たまに脱走して、クローゼットの奥に逃げ込み出したことを、いまでも覚えています。
ひまわりのたねをもぐもぐと口に頬張った姿がとても可愛かったです。

「もぐ」が亡くなったとき、生き物の死を受け入れられなかった私は、
「もぐ」に触れることができず、両親に裏庭に埋葬してもらいました。

このとき、動物の死に対して、動物を飼うということの責任、
最後まで看取る覚悟をしたのは、このときが初めてでした。

犬を家に迎え入れる心の準備ができて、いざ、犬を迎え入れる出会いは、
一目惚れ。ミニチュア・シュナウザーを見たときに、
家に連れて帰りたいと思い、父には内緒で母と一緒に家に迎え入れることを決めました。

家に迎え入れるも父は反対して、
「私の部屋の中のみで飼うこと」という話だったけど、
母が「それは可哀想だ」と言ってくれて、
居間がよく見える一部屋にゲージをドンと中央に置いて、
数日間は母が添い寝をして過ごしてくれました。

ミニチュア・シュナウザーの女の子。
名前は「イギー」。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
この名前、「ジョジョの奇妙な冒険」のボストンテリアの「イギー」です。
共通点は、犬くらいで、私の「イギー」はメス、ミニチュア・シュナウザー。

なぜ? 漫画の名前かと言いますと、
漫画の「ボストン・テリアのイギー」は賢くて、
子供に優しいわんちゃん。我が子にも優しい心を持って欲しくて命名した。
って、話が逸れましたね。

「イギー」はだんだん、家に馴染み、行動範囲も増え、
反対していた父は、「イギー」を定期的な長距離散歩に連れていき、
たまに2時間コースで父の体力づくりの相棒となりました。

母とのお昼寝は同じ寝相になるくらい、
みんなと家族のいち員となっていきました。

それから、7年の月日が経ち、「イギー」も老犬になる頃、
「イギー」が私たち家族から距離を置くようになりました。

年をとってきたから、子犬のようにおもちゃで遊んだり、
家の中を一緒に走り回ったりすることも減り、
大人になってきたと思っていたら、一人になる時間が多くなりました。

いま振り返ると、体の調子が良くなかったんだと思います。
そして、お腹というより、胸辺りが膨らみだしたとき、
「なんか、おかしいな」って思いました。

でも、いつものようにソファの背もたれの高いところにもも乗っかりお座りする姿は
いつもの「イギー」で「食べ過ぎ?」と思い、あまり気にしませんでした。

それから数ヶ月が経ち、
「イギー」は家の涼しい場所によくいることが多くなりました。
そこは、フローリングでお風呂の前によく伏せている姿をよく見かけて、
夏だったこともあり、涼んでいるんだろうと思っていました。

食事も少し残すこともあり、
味に飽きたのかと思い、違うメーカーのご飯に変えて様子を見てました。

随時更新中。